中古車を購入する時は走行距離の確認を忘れるな!

中古車を購入するに辺り、走行距離を確認することは必須事項となります。ここで注意したいのが走行距離メーターも機械ですので故障をする可能性があります。

 

もしメーターを交換したら、その時点で保証書や整備手帳に交換した時期、距離数を記録をするのが義務でもあります。ディーラーによっては走行距離によって保証期間を決めている販売店もあります。

 

基本的にメーター、整備を記録する整備手帳、保証書等は車検証と合わせて車に積んでおくことが大切です。そして販売店も適切に保管して車の保持させているのが常識。

 

しかし、ワンオーナー車両なら良いのですが、複数の人が乗り継いできた中古車で整備手帳、保証書等が紛失しているケースがあります。

 

このような重要な書類がない場合、悪質な販売店によってはメーターを巻き戻ししている可能性があります。これは買取店側も見落としてしまいがち。

 

買取する時に大きな支障がない車、低年式の車両に関しては走行距離が妥当と感じたり、メーカー保証の対象外になっているケースもあるので適当に査定をしているケースもあります。

 

不正な走行距離メーターを見抜く方法

 

運転席まわり

まずは運転席まわりの状態を確認してみましょう。内装の消耗状態というのは走行距離に比例する場合があります。年式の新しい車両であれば内装の消耗は少ないのが基本です。車は5万キロ、約5年前後をさかいにして内装が傷んできます。距離数と比較して内装が傷んでいる場合は怪しみましょう。

 

メーター

距離メーター、各種表示メーターも不正距離のパロメーターになります。表示メーターというのは一般的な運転では触れることも少なくキズがつきにくい場所でもあります。もし外した形跡がある場合(ネジが潰れている、緩んでいる)といった状態であれば距離数を改ざんしている可能性が高いです。表示メーターに違和感を感じたら要注意です。

 

オイル交換時のシール

整備工場、ガソリンスタンド等でオイル交換をすればオイル交換をした時の距離数、次回の交換目安の距離、時期などを記したシールをドア側面などに貼ってくれます。まずはシールに記録してある距離と現在の自動車の距離を比較します。もし剥がされている場合は距離数を隠す必要があったのでは?といった具合に疑ってみましょう。

 

タイミングベルト

タイミングベルトとはエンジン点火、バルブ開閉などのタイミングに関わる重要なパーツです。また消耗品でもあります。一般的には走行距離が10万キロを目安に交換時期とされています。たとえば整備手帳などを見てタイミングベルトが早い段階で交換されていればトラブルがあったりメーターを改ざんしている可能性があります。現在の距離数と交換した時の距離数などを比較してみましょう。整備した記録がないとどうしようもないですが、販売店の人間に確認だけでも取ってみる価値はあります。

 

保証書

新車で購入された車であれば必ずディーラ-側から保証書が発行されます。整備の記録なども記入してあるはずですので確認をするようにしましょう。また前オーナーの記録も残っているはずです。ない場合は保証書が再発行された可能性が高いです。

 

消耗品

購入後に消耗品パーツの交換が激しい。エンジンオイル、ミッションオイルの交換も小まめにやっているのに故障するといった際も走行距離の改ざんを疑うべきです。特に消耗品というは一定の年数で交換する時期の目安になります。一般的には走行距離10万キロ前後です。

 

5万キロの走行車なのに消耗品ばかり故障するといった際は怪しいです。

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