自動車税の課税前に車を売却
もし不要な車、売りたい車があるのであれば自動車税が課税される4月1日まで売却をすることが望ましいです。自動車税というのは4月1日の所有者に対して納税義務が課せられるもの。
つまり乗らない車でも抹消登録をしていないと課税対象になり損をすることになります。
また車検も近く、売却を考えているケースも同じです。
エコカー減税車であれば減額でそれほどお財布には痛くないかもしれませんが、一般的には1000cc以下の車両でも自動車税は29500円かかってきます。
1000cc以上は500cc毎に税金も高くなってきますので売りたい車があって少しでも損をしないで自動車を手放したい場合は税金関係のことも考えて売却すると良いと思います。
自動車税の内訳
自動車税は所有している車の排気量によって納税額が変わってきます。排気量が大きれば大きいほど負担も大きくなります。下記がエコカー減税が適用されない通常の車にかかる税金となります。
排気量 | 税額 |
---|---|
1000cc以下 | 29500円 |
1000cc以上 1500cc以下 |
34500円 |
1500cc以上 2000cc以下 |
39500円 |
2000cc以上 2500cc以下 |
45000円 |
2500cc以上 3000cc以下 |
51000円 |
3000cc以上 3500cc以下 |
58000円 |
3500cc以上 4000cc以下 |
66500円 |
4000cc以上 4500cc以下 |
76500円 |
4500cc以上 6000cc以下 |
88000円 |
6000cc以上 | 111000円 |
上記のようなシステムで税額は排気量が大きくなるほど増額されていきます。
エコカー減税適用車両であれば50%、75%、免税といった車種も存在しますので上記よりも安い金額の納税額となります。
自動車税は1年に1回の支払いとなりますので、通常であれば車検まで2年ありますので、次回車検時までには2回支払いをする計算になります。
メーカーカタログ等では排気量を1リットル、2.0リットルといった具合に明記されているケースがありますが、1リットル=1000ccとなります。
上記の自動車税の内訳は乗用車になりますので軽自動車に関してはまた変わってきます。軽自動車の自動車税の内訳は下記の通りです。
軽自動車の自動車税の内訳
区分 | 税額 |
---|---|
自家用の軽自動車 | 7200円 |
商用の軽自動車 | 5500円 |
軽自動車でも貨物用に指定していればさらに税金は安くなります。
貨物4ナンバーの自家用車であれば4000円。
貨物4ナンバーの商用車であれば3000円といった税額となります。
売りたい車があっても4月1日まで保有していると上記の税額を収める必要があります。もし4月まで車を売却するのであれば余裕をもって最低でも1ヶ月前から車を引き渡す業者を探すことが大切です。
車をできるだけ高く売りたい場合は査定会社を1社だけに絞らずに複数の会社に査定してもらうことは常識。ギリギリで査定をしてもらうと手放す業者選びも散漫になってしまうので余裕を持った車売却の計画をたてるようにしましょう。