査定士が見るエクステリアのポイント

まず実際に車を見て査定してもらう場合ではエクステリア。
つまり外装に目がいきます。査定をする際にも外観から見るケースが多いです。実車査定をしてもらう場合に査定士はどういったポイントを見ているのか覚えておきましょう。

 

査定前にチェックポイントの整備をすれば多少は査定額がUPするかもしれません。

 

査定時にチェックされる外観のポイント

ボディカラー

ボディカラーは重要な査定評価の対象となります。日本においてはパールホワイト、ブラックといったカラーは非常に人気が高く安定した買取額になるとされています。また高級車であればカラーリングだけで数十万円も査定額が変わってくるケースがあるようです。新しく車を購入する場合、色へのこだわりがなければ白、黒といったカラーを選ぶようにするのが無難。

 

エンジン

エンジンは当然チェックされる査定対象です。異音がしないか、空回りしないかなどをチェックしたり、排気量のチェックもします。同じ車種であってもグレードによって排気量が違っていたり、ターボ付きであったりする場合は査定額も少しはUPするようです。

 

ライト

ライトでも査定額に影響が現れてきます。HID、LEDライトは明るく安全面においても有効となるので高査定の対象になります。

 

キズ、へこみ

キズ、ヘコミは当然ですが、査定士もしっかりとチェックする部分です。基本的に1センチ未満の小さいキズ、ヘコミであれば査定に影響を与えないとされています。逆に目立つキズがある場合は最初は直さずに査定してもらい直した後にどれくらい査定額がUPするか訪ねてみましょう。修理費用よりも上乗せされるのであれば修理する価値はあります。

 

タイヤ

タイヤでも溝の残り具合をチェックされます。たくさん溝があって寿命が長ければ査定にも良い影響を与えるでしょう。査定に影響があるからといって売る前にタイヤ交換をする必要はなく、溝が少ない場合でもそのまま査定に出した方が良いです。溝の残りによって影響する査定額は微々たるもの。交換は費用対効果が悪すぎます。

 

ドレスアップ

ディーラー下取りに出すと評価されませんが、買取専門店であれば適度なドレスアップは査定額UPに期待をもつことができます。逆に過度なドレスアップはマイナス評価になる可能性も高いです。これは買取店の意向になるのでコテコテのドレスアップをしているケースではドレスアップ専門店に買取してもらった方が良いかもしれません。

 

洗車キズ

通常であれば洗車キズ程度はほとんど査定に影響を与えませんが目でみてわかるような状態であるとマイナス評価になってしまいます。コーディング等を施してあると印象もよくなり査定額もUPしていきます。また洗車をする場合は洗車機に入れるよりも手洗いの方がキズがつきにくいです。

 

ローダウン

ドレスアップの類に入るのですが、適度なローダウンは車種によって人気が出ます。そのため査定もプラス評価になる可能性が高いです。逆に車の腹がついてしまうような過度なローダウンは運転もしにくくなりますのでマイナス査定となるケースが多いようです。

 

ホイール

大型ホイール、メッキホイール、有名ブランドであれば査定もプラスになります。ただし純正ホイールも持っていた方がより査定額がUPする傾向があるので捨てたり、あげたりせずに純正ホイールは保管するようにしておきましょう。雪国でも需要の高い車両であればスタッドレスタイヤなどがついているプラス査定になります。

 


 

外観で査定士がチェックする部分は上記の項目となります。
もし改善できる部分があれば査定前に改善しておくか、査定士に伝えてどのくらい評価が変わるのかを確認するようにしましょう。

 

そして車の売却というのは査定してもらってから、できるだけ早めに手放す方が高い買取価格になります。中古車というのは日々、相場によって価格が変わるナマモノです。

 

査定時には100万円の買取だった車両が2ヶ月後には70〜80万円まで減額されてしまうケースもあります。先延ばしせずに査定度、早期売却ができることが一番望ましいです。

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